Wednesday, October 29, 2008

コンポスト講習会

10月20日(月)、念願だったコンポスト作り講習会を開催しました。

対象はYANTAのメンバー10名。(彼女たちは、希望参加ではなくUnionの各団体の中から選ばれた人たち:本当は自主的参加がよかったのですが…)

初めて、一人で誰かに何かを提案、教えるというような会を開いたので、ちゃんとできるか不安で…。

まず、準備として18日に一度顔合わせのような感じで会合を開きました。
来たのは5名…。

その上、多少覚悟はしていたものの、5名中、フランス語を話せる方は0名…。幸運にも対象外の1メンバーが一緒に来てくれたのでジュラ語で通訳してもらえました。

まぁそこまで重要な内容でもなかったし、どんな人が来るのか知りたかったのと、下準備だけだったので、まぁいいか!

講習会当日開始8時!

来ているのは土曜と同じメンバー5名…。(ちゃんと女性たちに1時間前の「7時」集合をお願いするよう言っていたのですが)

色々話をしていると、実は対象者の中には、自分がこの講習会の対象になっていることを知らない人もいるとか…。

参加者選びを女性たちに全部任せた私の責任ですね…はい。

結局2時間遅れの10時開始。(10名揃って)

女性たちは町のゴミ問題に関するディスカッションにも積極的に発言してくれたし、私の説明も真剣に聞いてくれました。


ただ、何度もやり直して作ったコンポスト作りのレジュメはフランス語。準備会合と同様フランス語を話せる方は10名中ゼロに等しく、ジュラ語の必要性をひしひしと感じました。

その分、写真や図、手書きの絵を使って、視覚に訴えました笑


また、コンポストのベースとなる発酵床作りにも自ら動いてくれたので思っていたよりはスムーズに進みました。


しかし、この講習会、本番はこれから。翌日から各家庭で、毎回食事の準備や庭掃除で出るゴミを写真の袋に入れて、コンポスト作り開始。1週間後、1ヵ月後、2ヵ月後に会合を開き、発酵の進み具合や、不便・不都合な点など情報共有を行っていく予定です。


上手くいくかなぁ…。「ごみ分別」と言う観念をまだ持ってない彼女たちにとって、これは難しいのかぁ…

不安はつきませんが、まずはやってみないとね。

今後の経過を乞うご期待!(かなぁ…) 

Saturday, October 25, 2008

お見逃しなく!

10月31日~11月9日まで、ブルキナファソ首都ワガドゥグにて

SIAO (Salon International de l'Artisanat de Ouagadougou)

訳すと「ワガドゥグ手工業国際展示会」なるものが開催されます。これは2年に1回のみの開催なので、私にとっては協力隊時代に行ける最初で最後のチャンスです。

アフリカンアートが一挙に集結し、芸術品の展示販売が行われます。

「面白そうだけど、日本からは行けないし…」とか思っているあなた!

実は11月2日日本時間夜6時~放送のNHK「海外ネットワーク」という番組で、ブルキナ時間2日午前9時から、このSIAO会場の様子が「生!」中継されるそうです!

生のブルキナ、このイベントの様子をぜひご覧あれ!

そして、この放送の中で、「環境」をテーマとし、以前の私のブログで紹介した、プラスチックの使用済み袋を回収して小物やバッグを作っている団体GAFREHもクローズアップされています。

私のブログでは紹介できなかった部分も見ることができると思います。

お見逃しなく☆

SIAOホームページ:http://www.siao.bf/ (英語かフランス語ですが…)

取材風景

日本語ペラペラ(在日暦10年以上)の記者Jean-Baptiste NIARD氏とカメラマンPierre氏

Tuesday, September 30, 2008

訪問

9月10-16日まで友達がボボに遊びに来ました。

私の友達はカナダから帰国してすぐ知り合ったとても気の合うフランス人。二人で話し出すと話題が尽きることがない。そんな彼女のブルキナへの旅行の計画を聞いた彼女の友人2人も初のアフリカ旅行を決心することに…。

初対面だったけど、とても気さくで、どんな事に対してもオープンな2人でした。

1週間やったこと…

・ 食べる

スンバラ(ネレという木の種)で煮たとり

リソース(カレーのように野菜&肉を煮たソースをご飯にかけたもの)

レストラン版

日常版(鍋持参で屋台で買い、1つの鍋から皆で手で食す)

とうもろこしのトー(私の同僚作)

Florenceは北部で食べたミレットのトーが好きになれなかったけど、とうもろこしのトーはとてもおいしいと言って食べてた(よかった☆)

・ 作る

市場でお気に入りの布を購入

行き着け仕立て屋さんでオリジナルの衣装を注文

・ 動く 

町の中ではバイクで

長距離はバスで

マリ国境近くの村に2泊する予定でそのバスの出発待ち。

結局3時間半待ったけど出発するのに十分な人数が集らず、出発キャンセル…。チケット代全額返金してもらうのに苦労したけど、とりあえず解決。

・ 見る

ボボからバイクで30分のところにあるGuinguette(森)を散策

YANTAの作業場も見学

ボボより更に南部にある観光地域バンフォラに遠足。

広大なサトウキビ畑が広がる

製糖工場見学

Dôme(円頂丘)とCascades(滝)(私は体調不良で、バンフォラ同期の家で療養してました)

1週間はあっという間だったけど、すごく充実していました。


Laure, Segolène, Florence、日本食やフランスのお菓子をたくさん持ってきてくれて、日常とはまた違う時間を味合わせてくれてありがとう!

Friday, September 5, 2008

環境について考えよう、実行しよう

ゴミ問題解決を妨げる最大の敵:プラスチックの買い物袋

環境問題を考える上で今日本でもとっても大事な3R(Refuse-Reuse-Recycle)。

ブルキナではまだまだ。日本でも最近やっと採用されてきたくらいですよね。

それでも意識の高い人たちはどこの国にもいるものです。

もうおなじみUnion YANTA。

このグループに所属する女性・少女たちは、以前は指定森林内で違法で木を切り、それをそのままあるいは炭にして売って収入を得ていました。その収入も多くはなく、その上、木を切った分新しく植えるようなことをしなかったためどんどん森林が破壊されていっていました。

そこで木や炭販売以外で彼女たちの収入を得る手段を、ということでカシューナッツの加工や石鹸&カリテバター作りなどが導入されました。

その1つとして、メンバーである少女たちは、裁縫・服飾を学び、今では服を縫うのはもちろん、YANTAの活動の一部として、エコバッグを作って販売しています。

とってもかわいいでしょ?

「環境に優しい袋を使って、自然を守ろう!」のメッセージ付き

それでもやっぱりプラスチックの袋を全く使わないのは難しい。

だったらその使い終わった袋を違うことに利用すればいい!

ということで、GAFREHという女性グループは道端に捨てられた、あるいは各家庭から回収したゴミの中からプラスチックの袋を回収。洗って、裁断して…。

こんなものに生まれ変わりました!

鉤編みで作った小銭入れ

同じく小物入れ

人形までも!

綿糸で普通に布を編むように、プラスチックも編んじゃいます。

その結果…

カバン

ミニポーチ

パッと見はあの黒いプラスチックの袋が原料だなんて、わかりません。

日本でも十分通用するような質、デザイン。

ただ問題は値段…

現地の人には手が出ない。私たちでも結構高いと思ってしまう。そのため、ターゲットは外国人観光客。

町をきれいにするために、より多くの人に彼女たちがやっている「素晴らしい」ことを知ってもらい、彼女たちの収入向上にもなるように、私は販路開拓や、新商品の開発、質の向上の面でこの団体と協力していこうと思っています。

日本での販売に興味あるい方はご連絡下さい笑

団体のホームページ(フランス語ですが、写真とかなら見て分かるかと思います)
http://www.gafreh.ouvaton.org/

Saturday, August 9, 2008

旬!

日本は夏真っ盛り!
ブルキナは雨季真っ只中!(フランス語では西アフリカの雨季のことを「冬ごもり」とも言います)

気温は28-33℃くらい。乾季よりは過ごしやすい。
でも蚊の季節でもあります。マラリア要注意時期です。

世間は夏休み、バカンス☆
でも環境分野で働いている人にとっては一番忙しい時期。

なぜかって、1年に1回2-3ヶ月しかない水(雨)が豊富にある植林の時期だから。

という訳で私も便乗してちょっとした植林(植木)しました。

ただの植林ではありません!私の自家製コンポストを使っての植林!

自分の家の庭は完全コンクリートなのでYANTAの2人のメンバーにお願いして、彼女たちの家でコンポストを試してもらうことになりました。

穴掘り(私の上司の森林官による穴の掘り方指導付き)

コンポストの作り方を(簡単ですが)説明中

土とコンポストを混ぜて1週間後(お互いをよくなじませるため)植木。
女性たちの要望で木の種類は実のなる木。

グァバの木

マンゴーの木

ついでに視覚に訴えるという点から芝生(らしきもの)も植えました。

記念写真


植えるのは誰でもできます。問題は今後の保護管理。写真でもわかるように各家庭の庭を仕切る壁はたいていありません。多くの家庭では家畜(鶏・ヤギ・牛など)を飼っています。若い木は彼らの恰好の食料です。彼女たちにはレンガ、鉄の網、あるいはとげのある木の枝などで十分保護するようお願いしました。

彼らがしっかり育って将来子供たちがおいしいグァバとマンゴーを食べられますように!

Thursday, July 10, 2008

YANTA !

私は、基本的に女性グループと環境保護、街の美化・景観改善のために働くことを要請されています。
ブルキナには本当に数多くの女性グループが存在します。

目的や専門分野は様々;
HIV/AIDS, 女性の地位(収入)向上、識字教育、環境保護、孤児支援などなど

今日は私がこれから一緒に活動していこうと思っている女性グループの1つ、
『Union YANTA』を紹介します。

この団体は指定保護森林保護(アグロフォレストリー)、女性の地位収入向上、生活衛生の改善などを目的とし、複数の女性グループが1つの大きな連邦のように組織されています。

彼女たちの活動はこんなの↓

1. カシューナッツの加工

カシューナッツの入った実ってこんなんだって知ってました?

まず煮ます

この機械で半分に割ります。すると中にカシューが☆

ナッツを取り出す

天日干し

皮をむきます

大きさにより選別

その後揚げて塩をまぶしたり砂糖をからめたりして完成。
手間のかかりようと言ったら・・・。

でももう一つ、今では私の大好物となった製品が・・・

☆キャラメルカシュー☆

今日は特別にその作り方を紹介します!
まず、加工過程で細かくなったカシューを粉末にしておきます。


鍋を火にかけ(大量の!)砂糖を黄金色になるまで混ぜます。

そこに先ほどの粉を投入。

均等に混ざったら板の上へ(ココからはスピードが命!)

平らに伸ばします。(ローラーなんて使わない!油をたっぷりつけた空き瓶で十分!)

その横からひし形に切り込みを入れていきます。

それをねじって見た目良く☆(キャラメルの熱さに指が耐えられずヒーヒー言いながら!でも大半の女性の指の皮は厚い!皆私を見て笑ってた…)

完成☆

分かってます。食べすぎは危険なことを。

「キャラメル」と言ったって原料はカロリーとっても高い砂糖とカシューナッツだけ。
でも私の少しの貢献(購入)が女性たちの収入にもなるんです。
自分を犠牲にします笑

2. カリテ(Karité) バター

今や、ブルキナのカリテバターはヨーロッパだけでなく実は日本でも特定の女性たちの間で話題になってるんですよ!

まず、カリテの果肉は食べてしまいます(甘くておいしい!)

その後に残る種が原料


それをおなじみ臼で粉砕します。


グツグツ煮て、その後大きな樽に移します。そして(腰を悪くする原因だと思われますが)2人1組でこのどろどろカリテを叩きながら混ぜていきます。そのテンポのいいことと言ったら!


女性たちはそのテンポに合わせて歌い始めます。踊りだす女性も。それも傍らで重労働している他の女性を活気付けるため!


何度も水で洗っていくと段々と白くなります。

それをまた煮て、オイルとバターに分離させ完成!

女性のお肌をすべすべに保つには最適☆

今度L’OccitaneやBody Shopに行って石鹸やボディクリームを見つけたら是非原産国を見てみてください! « Burkina Faso »と書いてあるかも☆

こちらも相当の手間かかってます。