Saturday, July 23, 2011

ロンドン生活

とうとう1ヶ月に1回のブログすら書けなく、いや書かなくなってしまいました。怠惰です、すいません。

でもブログ書いている時間、つまりインターンと論文書き以外でパソコンに向かっている時間があったら、他の事をしたい!と思ってしまって・・・。

6月初めからロンドンの大阪在住イギリス人友人の叔母さんの家に居候しながら、Overseas Development Institute (ODI)(日本語に訳すと、「国際開発機関」?)というシンクタンクで3ヶ月のインターンをしています。この先最低2年はイギリス生活が予定されているので、まずは人脈作りから、ということで。

論文のテーマと同じく関わっているのは以前にも取り上げたREDD+(森 林保護による温室効果ガス削減)プログラム。やっていることは、研究機関ということもあり、学生と同様、いやちょっと進展、関連するテーマの先行事例研 究、特定テーマの事例探し、上司の書いている論文の文献チェック、ニュースレターやブログデザイン構成など。

週3回のみとはいえ、朝から夕方迄パソコンとにらめっこは修士コース時代と同じ。そして帰宅後は、まだやる気と根気が残っていれば、今度は自分の論文執筆。

あっという間に1週間が過ぎて行きます。

その上、今住んでいる家の周辺(ロンドン北部:Dalston-Hackney)には小さいけれど、ユニークなお店や、アットホームな感じのレストラン(アフリカ、トルコ、インド、メキシ コ、タイ、イギリス、イタリア等など)がたくさんあります。もちろんロンドン中心部では、夏ですから、色んなイベントや音楽フェスティバルなどが数多く開催されています。

なので、勉強と、インターンと遊びの時間を上手く組み合わせるのが一番の難題。

6月初めには、お世話になっている叔母さんの娘の誕生日に生のサーモン(買う時にその場でさばいてくれた!生きてはいなかったけれど)と半冷凍(それなり新 鮮)マグロを買って恒例寿司パーティー。
二人とも寿司大好き。今回は食べるだけじゃなく、自分たちで巻くのも体験してもらい、結構満足してもらえたみたい。
3ヶ月も見知らぬ人だった私を泊めてくれて本当に感謝してます。
その叔母さんがロンドンで一番おいしいというケバブ(トルコ版ハンバーガー/サンドウィッチ)を食べに近所にあるその名も"The Best Turkish Kebab"(「最もおいしいトルコケバブ」)をトライ。
このボリュームで4ポンド(500円強)。お店の中には掲載された数々の新聞記事がところせましと張られていました。

何重に入った薄切りラム(羊)肉が全く脂っこくなく(安いそこいら中にあるケバブ屋さんの通例)野菜もたっぷりで、この私でも完食するのに少し苦戦する程(写真では大きさがわかりませんが私の手のひらサイズ)。
私の人生の中で一番おいちいケバブサンドでした!

先週は友人に誘われて、ロンドン中心部、St Paulにあるショッピングセンター屋上でのジャズコンサートを見に行きました。
ちょっと風があって肌寒かったですが、始まる頃にちょうど天気が良くなり、素晴らしい見晴らしでした。
論文調査の一環として、今週初めにケンブリッジ大学の教授にインタービューにも行きました。スカイプもできたけれど、やっぱり顔合わせたインタービューの方が意味がある、それにケンブリッジには行った事がなかった。

だから一石二鳥☆
インタービューした研究者の方は相当のタンザニアでの現場経験と大学での高い地位があるにもかかわらず、とても親切で盛りだくさんの情報を提供してくれました。

もちろん、ケンブリッジ大学の有名な複数のカレッジ(学部?)も見てきました(中には入りませんでしたが)。

King's Colleage
 Trinity Colleage
とても歴史を感じる建物が多く見られました。
そういえば、ロンドンの「アメ村」とでもいうような若者や観光客に人気の地区Camdenにも行って見ました。
屋台ではメキシカン、アジアン、ブラジリアン、中東など色んな国の料理が山盛りで4-5ポンド。味は好きなようにミックスOK!
その地区を横切る川岸にあるスクーターを椅子にしたベンチでいただきます。
食べ過ぎたなぁ。。。

というような感じで、毎日を忙しく過ごしています。

来週初めには9月から住む予定のイギリス南部にあるブライトンに家の鍵をもらいに行ってきます。実は私はまだ家の中を見た事がない!全部、ベンを信頼して契約済。ドキドキ、ワクワクです。

8月のこの海岸沿いの町は、国内外からの観光客で賑わいます。1日だけだけれど、また少し論文から離れてリフレッシュできそうです。

報告に乞うご期待!