Wednesday, June 23, 2010

両親の日

20日、日曜日は「父の日」。

この2年間は、離れていながらも、何かとお世話になっていたのに、直接何か感謝を示せるようなことができなかった。

だから、この日は張り切って、いつもはほとんどしない手料理に挑戦!

好き嫌いの多い父親が、好きなもの…。

その中で私が作れるもの…。

それから、もちろん自分が食べたいと思うもの…。

ん…。

結局、3番目の条件を最優先し…。

手軽で、おいしいビビンバ♪

いつもだったらメインは私。

サイドメニューは母親って感じですが、今日は先月の母の日もドタバタして何もできなかったので、

夕食一式、作ることに。


春雨サラダ、わかめスープ。(写真のぜんまい煮は母親が前から作ってた)

デザートには、私の大好物、大福☆


初めてにしては上出来!(自賛)

結局、デザートまで自分が好きなもの作っちゃった笑

それでも、両親の反応も思ったよりよかった。

二人には、未だにご迷惑をかけ続けているので、これでほんの少しでも感謝の気持ちが示せたかな…。

これからも、健康で、自由気ままな私を支えてください。

父、母、いつもありがとう!

Monday, June 21, 2010

梅雨

先週末、私の実家、福岡も梅雨に入りました。

「梅雨」を英語やフランス語に訳せば「rainy season」や「saison des pluies」。

ブルキナの「雨季」も同じ意味。

でも実際にはだいぶ違います。

ブルキナでは、季節が大きく分けて1年に2つ「雨季と乾季」しかありません。

例年5月末、6月から8-9月まで、毎日あるいは2-3日に一回、真っ黒な雲と共に強風が雨の到来を告げ、スコールのような激しい雨が2-3時間振り続けます。

今年Bobo-Dioulassoでは、私が日本に帰国する前、4月末から定期的に降り始め、強風による家の崩壊や植民地時代からある大きなカイセドラ(khaya senegalensis)がバタバタと倒され、道沿いの飲食店に被害を与えたり…。

でも、この雨もこのまま雨季が始まるのか、気候の気まぐれでパタッと止んでしまうのか…。会う人、会う人皆との最初の話題はそれでした。

といのも、雨の降り方にその1年の生活がかかっているから!

この雨を頼りに皆、畑にとうもろこしやミレット、ピーナッツ、豆、ソルゴなどを植え、次の雨季までの1年間の食糧を栽培。

植えた後、雨がパタッと止んだら、もうそれが最後。苗たちは死んでしまいます。雨が少ないから水を与えるなんて、川や沼の近くに畑があるごく少数の人たち以外、不可能。

本当に雨に頼って、耕作を行っているのです。

幸運にも今年は、それが本当の雨季の始まりだったよう。今も定期的に雨が降っているとのこと。
よかった。

ところで、日本の「雨季」。

2年ぶりの日本の梅雨は、私には新鮮。

でもジメジメ、雨季なのに毎日雨が降らない。

日本人には当たり前だけど、なんか変な感じ(人間の慣れってすごい…)笑

ブルキナでは、あたり一面が見る見るうちに緑になっていく(木々が青々と茂り、草も辺り一面に広がり始める)。

日本では、梅雨の花といえば、紫陽花(アジサイ)。


多くの家の庭や、道端に様々な色の大きなまん丸とした花を咲かせている。

それを見ると、雨や曇りでどんよりしがちな気持ちにも、笑顔を与えてくれる。

でも、紫陽花の花言葉は、

「浮気、移り心」・・・。

あらあら。その風貌や与える影響からは、だいぶ離れた意味。

その由来は、成長していく中で、毎年咲かせる花の色を変えていくから、だとか。


今は、品種改良などで色々な形の紫陽花も。

リハビリ兼ねて、最近よく家の周辺や買い物に歩くことが多いので、それを見るのが結構楽しみ。


無事手術も終わり、後は元気になるだけ。

こんな機会はあまりない。

ゆっくり日本の風情を楽しもうと思う。