Sunday, December 14, 2008

見た目か、健康か…

日本や欧米はもう冬景色。クリスマスムード満点!?

12月8日は、タバスキ(TABASKI)と呼ばれるイスラム教徒の1年で最大のイベント(キリスト教徒のクリスマスのような感じ):祝日。ボボはイスラム教徒が多く、またキリスト教の人々も一緒にお祝いすることも多々。

各家庭で羊を1匹殺し、家族や親類と食します。今年1年を振り返り、来年がより良い年になることを願って…。

私は友人とお隣さんのイスラム教徒の家族の家でごちそうになりました。それからこの家族の子供たちとその友人たち(男性は親戚、友人宅を訪問して回る)と踊り、楽しみました。

それから12月11日はブルキナの独立記念日。各都市で軍隊や市民団体の行進などイベントが行われたようです。(私は家でゆっくり休養してました笑)

それはさておき…

ブルキナは乾季真っ只中。

日中はまだまだ35-40度。朝晩は20度前後。

2ヶ月以上雨は降っておらず、ハルマッタンと呼ばれる季節風で砂埃が町中を待っています。

今までの自転車で移動する私にとっての必需品は…

1. 麦わら帽子:日焼け防止(軽減)

2. サングラスorメガネ:日焼け防止・日差し軽減

でした。これでも既にはたから見ると、結構怪しい人。

今はそれに加えて、

3. マスク:砂埃対策

が欠かせないためにこんな風になっちゃいました…

日本だったら絶対職務質問されます笑

この姿を知り合いに見られるのは恥ずかしい…。

でも逆にこうするようになって、「中国人!」あるいは「白人!」と叫ばれる機会が減りました。こう呼ばれる時、あまりいい気分がしないことが多いのでちょっと嬉しい。

ところがこれを友人に話すと、「見た目が怖いからだよ…」と言われ、ちょっとショック…。

確かに…これ、実は最大の笑顔をしているんですが…

でも、見た目より健康なんです!

本当に砂埃ひどいんです!町中を舞う砂埃の中にどんな細菌類が含まれていることか!

ブルキナベの多くは、飛行機の中でもらえるアイマスクを、「口」マスクに使っている人が多いです。

Thursday, November 27, 2008

パワーの源

アフリカの元気の源といえば…

子供たち!

今日は行く先々で出合った元気で純粋な瞳をもったBoboの子供たちの一部を紹介します。


カメラを向けると我先にとレンズの前に寄って来る子供たち。動いてばっかりだったからピントが合いませんでした笑

カメラを向けるとはにかむ子もいます。

外国人(白人)を見るのに慣れていないのか、眉間に皺を寄せて、不安そうに私を見上げる子

よく行くコートジボアール料理屋さんのとこの子(Rai)。私の麦わら帽子をかぶって。

次は私のメガネをつけて。顔の大きさに対してデカ過ぎるメガネがまたカワイイ☆

年下の子の面倒見がいいお兄ちゃん

子供たちはよく捨てられたタイヤで遊ぶ。ちっちゃいのに立派なアフリカンの衣装を着てタイヤとおすまし。

「まつだ もとひで」君の体操着を来た子(日本から来たなんて知らないんだろうなぁ…)

とても気に入っている1枚。正面の子は、色んな表情をしてくれ、どれもすごく無邪気で、楽しさと元気なパワーがみなぎっている。

彼らはこれからどんな人生を歩んでいくのだろう…

今の純粋さ、透き通った笑顔をいつまでも忘れないで大きくなっていって欲しい。

彼らの将来のため、この国の将来のため、この2年間、自分が出来る限りのことをやろうと思う。

Sunday, November 16, 2008

コンポストの経過

コンポスト講習会から2週間以上経ちました。

1週間後第2回目のミーティングを開き、コンポストの状況、実施する上での不便な点がないかなど、情報共有を行いました。

私は、女性たちの中には生ゴミや枯葉などと、プラスチック、紙などを「分別」するという行為、毎日袋に入れ、ちゃんと袋を閉めるという行為に面倒くささを感じ、辞めてしまう人が出るだろうと思っていました。

ところが、参加者全員が、毎日のこの作業に苦を感じない、難しくないと答えてくれ、驚いたのと同時に、すごく嬉しく思いました。

そして、その日から、実際にコンポストの状態、保管方法を観察するために、各女性宅の家庭訪問を開始。

ここでちょっと後悔…。

というのも、女性たちは、別々の地区に住んでいるため、ボボ市内を駆け巡ることに…

同地区に住む女性を対象にすればよかった…

なんて思ったりもしましたが、女性たちは片道30-40分歩いて待ち合わせ場所に来てくれ、私を家に連れて行ってくれました。

その上、プラスチックを少し混ぜていたり(1名)、カメムシが繁殖していたり(1名)、雑草が発酵床の量に対して多すぎたり(1名)もしていたけれど、全体的なコンポストの状態の良さにびっくり!

正直私が自宅で実践しているコンポストより上手く発酵しているものも笑

保管場所も屋根のある場所に、わざわざカバーをかけている女性さえ!

この女性たちが対象者で幸運だったなぁと思った瞬間でした。

そのまた1週間後、第2回目の家庭訪問を実施。

1回目ではどの家庭でもゴミの量もまだ多くなく、発酵床が乾燥気味だったので、時々多少の水を足すことをアドバイス。

その甲斐があったのか、生ゴミが増えて自然に水分が増えたのか、全ての女性のコンポストが状態改善!コンポスト(発酵床)がとても熱くなっており、微生物が活発に分解しているのが確認できました。

分解が早く進むように、袋に入れる前に細かく切って入れる工夫をする女性も。

またある女性は、道端に捨てられた生ごみを見て、

「私だったらこれを拾ってコンポストに入れる」、

「近所の人にも紹介したい」

と言うコメントをくれたり、

次の、新しくコンポストを始めるために自分で発酵床の原料を準備し始めてた女性もいたり、

女性のご主人から、

「以前は全てのゴミを家の前の道に捨てていたが、今はゴミの大半をコンポストに使うことができる」

と家族からもコンポストに対する好印象をいただいたり。

正直、最初はどこまで実現できるのか、女性たちが興味を持ってくれるのか(彼女たちから教えてほしいと要請があった訳ではなく、私がやりたくて勝手に実施を決定したため)、本当に不安でした。

でもこれで少し自信が持てました。

ただこのコンポストの効果はまだ不明。

そこで彼女たちに家庭菜園を実施してもらい、効果まで確認し、今後のコンポスト普及に役立てたいと思っています。

今回対象にならなかったYANTAの他メンバーから、自分にも教えてほしいとも言われたので、第2回コンポスト講習会もそう遠くないかも・・・!?

Sunday, November 9, 2008

パーティ!パーティ!

この夏7月‐10月にかけて、すごく頻繁に友人のホームパーティに招かれることがありました。

毎回のパーティを載せるのは面倒だったので、ここで一気に。

食べ物はもちよりが大半。シャンパンやワイン、生ビールも☆

おしゃべりして、歌って、踊って☆

● ボボのフィールド調整員の誕生日会:居酒屋(串揚げ)

手作り感たっぷり☆

調整員とその息子さんのTシャツまで作っちゃいました

● 同任地の隊員の誕生日パーティ:焼肉

この網はオーダーメイド!

皆同い年☆

同任地・同期隊員

プレゼントはプールの底にありました

● ホームパーティ:フランス人宅

皆でカラオケ熱唱!

♪♪♪

● 友人のお別れ会(その1)

いっただっきまぁす☆

● 友人のお別れ会(その2)

● 友人のアーティストの絵画展示販売会

私が一番好きだった絵。作者と。

キャ~!!!

このような場所では、国籍、仕事の分野に問わず、様々なバックグラウンドの人々に出会えるので、とっても楽しい。

いつもの隊員としての活動とはまた違った経験ができます。


Thursday, October 30, 2008

もう1つの講習会

10月20~25日の週は、私にとって講習会ウィーク!

というのも、既に書いたようにまずは自分のコンポスト作り講習会。その翌日からは、同僚がアフリカの特に村落でかなり普及してきている改良かまど作り指導員育成講習会(20-25日)を開いていたので、それに参加しました。

「改良かまど」。

私のブログを初期から見てくれている方はもうご存知ですよね?

そう、真冬の駒ヶ根で、手足の指凍らせながら作っていたあれです。でも今回はブロックで囲うのではなく、3つの石を置いただけの伝統的かまどを改良した(土で周りを囲った)かまどです。

彼女はこの道のプロ。ブルキナ中から講習会要請のお声がかかるほど。だから短時間でちゃっちゃっとキレイなかまどを一つこしらえました。

それを見て、「なんだ、結構簡単なんじゃん!」

と思ったのが間違い。実際に自分で作ってみると、彼女のとはどこか違う…。

やっぱり実際に自分でやってみるって大事ですね笑

他の女性たちは月曜から木曜まで毎日1個ずつ合計4個作って毎日精度を上げていきました。私は火曜から3個作る予定でしたが、木曜は体調不良により断念。

それでも2回作って、多少はこつがつかめました。

同僚のお墨付き☆

写真見て、皆さん思ったでしょう。なんでひざ曲げないの?

それがアフリカの女性なのです。
ヤンキー座りで作業をずっとしている方がしんどい。特にかまど全体を見回して均等にしなきゃいけないしね!

最終日金曜日は、いろんなタイプの「かまど」を使って、薪の消費量の違いを調査。実際に自分たちが作ったかまどを使えればよかったのですが、十分乾燥しておらず、他ので代用。

ブルキナ日常食、リグラ(トマトベースの野菜スープに直接生の米を入れて炊く)を作って実験しました。好みで揚げた魚や一緒に煮込んだ肉も添える。

私も女性たち(料理のプロ)に混じって、初めてブルキナスタイルでのリグラ作りに挑戦!

私が使ったのは、私たちが1週間作り続けたのと同じ形のかまど。

まずは薪を割るところから。鎌がうまく枝に当たらず、皆に笑われ、交替させられる。

女性たちは皆もちろんお母さん。だから私のおぼつかない手つきに見ていられなかったみたい。火をつけるのも、野菜を切るのも、魚の揚げ加減も、味付けも、火の調節加減も、全て指導入り。挙句の果てには、米まで洗ってくれそうになり、「私の国では米が主食!(だから米くらい洗える!)」とつい言ってしまいました笑

まぁ手の上で野菜を切るこちらの方法に慣れておらず、指を多少切ったりして、確かにおぼつかなかったんですけど…

ともあれ、できあがったリグラはおいしかったぁ~☆

え?実験の結果?

今度調べときまぁ~す笑