Monday, December 17, 2012

ベンの誕生日

イギリスに来て初めて、ちゃんとベンの誕生日を一緒にお祝いする事ができました。

2年前は緊急で日本に帰ることになり、ヒースロー空港近くのビジネスホテル。

去年は法事やこの夏の結婚式の準備で私は日本。ベンはイギリス。

「3年目の正直!」笑

初めてだったからこそ、力入れました!

第一弾:誕生日数日前の週末

友人宅に夕食に呼ばれる予定でした。だからこっそり彼らに誕生日のことを話し、サプライズでケーキとシャンパン♪
友人の協力で、大成功!

第二弾:誕生日当日

タイミング悪く私の親知らずを抜かれる日(1年近く待ってやっとこの日を迎える予定だったため、これ以上の延期は私的に無理!)。全身麻酔をかけて抜くイギリスの恐ろしい治療法・・・。麻酔が夜までに完全に抜けているのか、抜いた後、痛みが強すぎず、ご飯が食べられるのか、全く予想がつかず・・・。

そのため、私一人で何かを計画すると、全く実現しない可能性があったので、また違う友人たちの協力を得て、レストランに内緒で来てもらい、これまたサプライズ!最終手段で私が食べられなくても、ベンは皆と誕生日の食事を楽しめるだろうと安全網を敷きました。

結果、歯の痛みはまだ多少あったものの、美味しそうな食事を前に我慢できず笑

お腹いっぱい堪能しました。
ベンの好きなマレーシア(インドネシア)料理
もちろん、本人も多くの人に祝ってもらえて、嬉しそうでした。

また新たな素敵な一年になりますように、いや、一緒にしようね☆

Monday, November 19, 2012

3年目にして初!

イギリスと言えば・・・?

アフタヌーンティー!でも、家での手作りアフタヌーンティー以外、本物を体験した事がなかった。

そして最近になって初めて、1年以上住んでいる家の近くに市立(ホーブ)美術館があることを知り、そして何よりそこに付属のカフェでは、とっても美味しいアフタヌーンティーが味わえる、との情報入手!

早速、友人たちを誘って(4人以上での予約要)、行って来ました。

とてもかわいらしいティールームには、様々な柄の花瓶や紅茶のポット、お皿が並び、思っていたよりも空いていました。

座ってすぐ、まずは好きな紅茶を選び、(コーヒーもありますが、せっかくイギリス伝統を体験しにきたのだから、と皆紅茶を選択)

待つ事10分くらい。

来ました、あふれるばかりに盛られたサンドウィッチ、ケーキにスコーン。
それに加えて、暖かいチーズトーストや、レーズンパン、シナモンパンも。
私たちのみならず、周りに座っていたお客さんたちからも(知らなかったのか)視線を浴びる食べ物たち。

やはり私の一番はスコーンでした☆(ベンによると以前朝一番で来た時の方ができたてで美味しかったとのことですが)甘さ控えめで、専用のクリームとジャムがよく合いました♡

会話とともに存分に堪能したものの、完食はできず(大半はとっても甘いんです。)

このままさよならするのももったいないので、イギリスではまだあまりされないらしいですが(昔はそれが失礼に当たったとか)、持ち帰りをお願いしました。

ごちそうさまでした!

皆さん、ブライトンに遊びに来てくれたら、絶対お連れします!

Monday, November 12, 2012

日本の夏

あっという間にイギリスは冬です。私にとっては、3度目のイギリスでの冬です。

エチオピア体験以来、また随分間があきました。

8月に日本から戻って来て、ドタバタと仕事が決まり、週6日就労の勢いが先週まで続いた結果です。

今日は、さっとあの蒸し暑かった日本の夏を想い返します。

エチオピアから帰国から10日後、去年の婚約時から予定していた私の地元での結婚式を開きました。

希望通り地元の神社で神前式を行い、
それから、私たちが特にお世話になった方々を招待して小さな披露宴。

とても重く、日本の夏には最も適さない着物ですが、何とか乗り切りました。
今ではいい思い出です。

あっという間に時間が過ぎて、来て下さったお一人お一人とゆっくり話す時間もなく、とっても美味しそうだった料理にも全く口にすることができず、終りました。

でも、参加して下さった方々が楽しい時間を過ごしてくれていたら、と思う限りです。
また準備を私たち以上に主にになってくれた私の両親には、頭が上がりません。
ありがとう!

イギリスからも、ベンの両親と親しい友人が参加してくれ、

北九州滞在2日間だったものの、観光も楽しんでもらいました。

小倉城内(体験コーナー盛りだくさん)
その後大阪では、お互いの友人たちをより多く招待して二次会のようなパーティを開きました。
こちらも、結局時間はあっという間に過ぎましたが、久々の友人たちとの再会に、とても嬉しかったです。
私たちの大阪で一番好きなレストラン(ネパール料理カトマンドゥ)にも忘れず行きました。
怒濤の2週間を終え、日本滞在最後の1週間は、新婚旅行も兼ねて、四国を6日間ツーリング(私はベンの後ろにしがみついているだけ)。

土佐(坂本龍馬がいた海岸)
天気が良すぎて(暑くて)、体力を結構消耗しましたが、自然に囲まれて、日本食を十分に堪能できて、リフレッシュしました。

BBQ
鹿肉の刺身、ヤマメの塩焼き、刺身などなど・・・
兵庫から小豆島へ渡るフェリーからの夕日
 
人生で2度と言わず、3度も式/パーティが挙げられて、本当に光栄でした。

来てくれた皆ありがとう!

Thursday, September 6, 2012

エチオピア生活

初めて3ヶ月もブログを放置しました。

これほど公私ともに大変忙しくしていたのは久しぶりです。

今回はエチオピアでの結婚式と湖での週末以降のエチオピアでの生活を、ざざっと報告します。

仕事の方では、なかなか必要な情報が集まらず、苦労しました。

でもあっという間の3ヶ月、同僚や上司のおかげで、6つの地域へフィールド調査に行く事ができました。

水・衛生分野の知識と経験を積めたのはもちろん、(突然家を訪問して、トイレや水のタンクを見せてほしいという外国人に対する)人々の暖かさ、親切さに触れられました。

手作りシャワー
庭の中までズカズカと・・・。
村の元気な女性たち(私の左側はとっても元気で笑顔の素敵なおばあちゃん)
 南スーダン国境近くの村でスーダン人(肌の色が一層黒い)の子供たち
 学校が休みの午後、その校庭で遊ぶ子供たち
 高地は軽く標高2000mを越えます。
 道路は、ブルキナより全然綺麗(舗装されている)
ある地域では羊専用の家があります。また違う地域では、牛は飼い主と同じ屋根のもと寝ます。
同僚と上司を前に、インターン締めくくりの活動報告発表
とっても大きなケーキとエチオピア伝統のショールをいただき、WASH(水・衛生)チーム皆で送り出してくれました。

それから、ルームメイトや友人たちのおかげで、首都でも充実した時間を過ごせました。

ヨーロッパでのサッカーのチャンピオンズリーグをバーやレストランに見に行ったり、踊りに出かけたり・・・。

地元のお酒(あまり好みではなかったけれど)@エチオピア料理屋さん
現地の音楽とダンスと共に
首都のアジスアベバが始まった小山の頂上へのハイキング途中で
そして、どの国でも絶対忘れないのは、現地の食べ物、飲み物を存分に満喫すること。

イギリスの紅茶、日本の緑茶のように、エチオピアでは、食後に多くの人がコーヒー(アムハラ語でブナ)を飲みます。私の家にはこんな立体的な絵が飾ってありました。
エチオピアの現地ワイン(ビール瓶入り笑)
炒めた牛肉(トゥップス)をピリ辛ソースとパンあるいはインジェラで。
上からマンゴー/パパイヤ/アボカド/マンゴーのフレッシュジュース(最高☆)
クレープのような(イスラム教徒がよく食べるという)パンを蜂蜜で。(左の)一枚になってるやつと、(手前の)細かくしてある2バージョンあり。

現地の人はこれにスクランブルエッグも付けるとか・・・。

こんな内容の濃い、貴重な機会を与えて下さったユニセフ日本協会に大変感謝致します。

私の具体的な活動内容は近くユニセフ協会のホームページ(体験記)で読めるようになると思います。見てみて下さい。

Friday, May 11, 2012

アジス脱出

先週末、エチオピアに来て初めて、首都のアジスを飛び出し、

結婚式に招待してくれた夫婦とその友人、そして私のルームメイトと一緒にアジスから200キロ南にあるランガノ湖に一泊旅行に行って来ました。

出発当日土曜日の朝まで、本当に出発できるのか、どのレンタカーで行くのか、何時にできるのか、定かではありませんでしたが、

これがアフリカ笑

200キロと言っても車で2時間では着きません。 道路の質は国の中ではいい方らしいのですが、運転が荒い。動物は、遠慮なく道路を横断してくる。
誤って家畜(ロバ、牛、ヤギ、など)を車でひいてしまった場合、 家畜自体の治療や死亡代に加えて、今後数年間のその家畜からの収入予定金額まで請求されるそう。

幸運にも、運転手の私のルームメイトはこのような道の運転に慣れていて、心配なく移動できました。

アムハラ語の看板
郊外、そして田舎の光景は、ブルキナとあまり変わりがない様子
幹で作られた電柱とそれを支えるもう一つの幹・・・。
今は雨期の直前で乾季なので、緑が少ない。
ブルキナであまり見なかったけれど、旅路でよく目についたのは、

小さな田舎の町で走っているとってもかわいいアジアでよく見る三輪車タクシー
こんな平らな木々
それから、アジスでも農村部でも、雨の中ではなく、日傘代わりにさしている女性たち。
ランガノ湖は、色は茶色だけれども、それは土壌のマグネシウムの影響とかで、
エチオピアでは唯一、盲目になる危険のある住血吸虫症をひき起こす寄生虫がいない、泳いでも安全な湖。

ブルキナのように内陸国であるエチオピアでは、このような湖は、観光地、あるいはリゾート地として人気です。
私は足を浸けただけで、泳ぎはしませんでしたが。

石投げしたり、
ランガノ湖周辺は低地で温度も30度くらいあったと思います。そんな時には(いつもは飲まない)ビールがおいしい!

エチオピアで最も飲まれているビール:St. George Beer
幸運にも、その日は月が地球に最も接近していた日。
まぶしく輝く月の下で焚き火をしたり、
とってもリラックスできた週末でした。
この湖の周り、そしてその近くにある自然公園には、多くの野生動物もいるそう。

湖にしかいなかった私たちは、カラフルな鳥しか見れませんでしたが、その数の多さも有名だとか。 
帰りは、嵐に何度か遭遇しましたが、
寄り道して安い野菜を買って、

そこで「書記官鳥」とも呼ばれるヘビクイワシも見る事ができました。
今度は、2−3泊して、隣接する自然公園でハイキングもしたいなぁ。