Wednesday, April 29, 2009

コンポスト第3弾 !!!

もうごみの話をされるのはうんざり?

許してくださいね、これが私のここでの仕事というか、活動なのです笑

一緒にやるのは今も昔もずっとUnion YANTAの女性たち。

最初の講習会実施時から、「私にも教えて」という声をいただいていたので、今回はだいぶ張り切って、10団体、約80-90人を対象にすることに…

はい、欲張りすぎました。今はちょうどコンポスト開始後1週間目の会議と、1ヶ月後の会議の間なので、ちょっと休憩。

しかし、最初は毎日午前1つ、午後1つ、各団体と会議、会議、会議…。

4月は最も暑い時期。40度超え当たり前!

日差しが痛い…。

疲れた…。

また女性たち来ないかも…

そんなストレスと不安でやる気が落ち込むこともあります。

でも、前回から、農業、堆肥作り、ジュラ語での会話の強力な助っ人が一緒に活動してくれている。

彼の頑張りを見ると、私ばかり愚痴をこぼしている訳にはいかない。精神的な面でも彼の存在に助けられてます。

そう、最初の2回(各団体とも)での困難点は、女性たちが会議の時間に来ないこと。

張り切って行って10名中2人しかいないとか、1時間後、2時間後になってやっと集ってくれるのには、さすがにこたえました…

彼女たちは、時計の時間に沿って生活しているわけではありません。

また必ずしも会議のある女性メンバーの家が、自分の家に近いとも限りません。

お葬式や家族が病気だったら、もちろん来られません。

料理に、子供の世話に、洗濯に、やることは尽きません。

だから、イライラする自分を毎回なんとか抑えて、冷静さを保とうと努めました。

しかし、今回対象の10団体以外にも教えて欲しいという団体はあった。

お願いしてきたのは女性たちから。

だから、言うときははっきり。

「あなたたちが時間を守ってくれないなら、私はこの団体とはもう辞めます。他にも教えて欲しい団体はたくさんあるんです。忙しいのもわかりますが、出来る限り時間にあまり遅れないようにしてください」

あるいは、以前同様8時からの会議なら女性たちには7時集合という。彼女たちは集合と言われた時刻に家をでるから。

団体での連帯責任を問うように責める。

「次もこうだったら、もう知らないよ!(冗談っぽく)」

すると、次の会議から遅れてきたメンバーに他のメンバーが(冗談込みで)責めたり、ちょっと遅れてきたメンバーが自分から謝ってきたり。

あるいは他の仕事があったのに、会議に参加することを優先してくれたり。来れなかった理由を翌日言ってくれたり。

彼女たちの講習会への真剣度が感じられます。

また毎回の私と協力者に対する彼女たちの本当に丁重な迎え方には、頭が上がりません。

また今回から、内容を改善。

コンポストの作り方から、家庭でのごみ処理問題、地域の公衆衛生、人体・動物・自然環境へのごみの影響など、啓発面を強化、重視することに。

実際の写真を見せながら。

私流コンポストのベースとなる材料(1つの団体のメンバーの家に会議でいったらキレイに量も正確に準備されていて思わずパシャ!)

コンポストのベース作りは、皆で協力して。

団結力ってすごい笑

水分調節も自分たちで実際に触って確かめて。

第1回講習会参加者のいる団体もあり、その場合には、アドバイザー役を講習会既受講者にやってもらい、将来のコンポスト普及員として期待を込める。(↓その1人)

また今回は、2ヶ月の講習会後、すぐ雨季に入る(予定な)ので(6月末、7月)、彼女たちの畑で実際にコンポストを使って穀物栽培をして、コンポスト使用有無による生育、味の違いまで見る予定。

第1回講習会から続けて、彼女はもう4袋できました☆

この雨季は畑仕事に精を出すぞぉ~!

市場から大量の野菜屑をもらってきて一気に袋一杯のコンポストを準備しちゃいました。

彼女は、ブタ、牛、ヤギと家畜を多く飼っているため、1週間で家畜糞と藁などで既に3袋。これじゃあ袋がいくらあっても足りない。彼女には、生ごみは今まで通り袋に、そして大半の糞と草のごみは一般的な地上に山型に盛る形に、と2つ同時進行を試してもらうことに。

Thursday, April 16, 2009

同期旅行

3月末中間報告後、同期と一緒に首都から3時間ほど南にあるある民族の王のお家(@Tiébélé)と国立公園(@Nazinga)に行ってきました。

レンタカー内での熱風と砂埃防止

Tiébéléの王の家族の家の壁には多くの模様が描かれています。

社会的身分によって異なる形の家に住みます。(丸いのは独身男性、四角いのは若い夫婦など)

外部からの攻撃を防ぐために家の入り口がとても小さい。敵は、かがまなければいけないために、必ず頭から入る必要がある。そこを打ちのめす!

家の中は真っ暗。アンパンマンの顔のようだが、これらは「カルバス」。水や地元のお酒「ドロ」のコップになったり食べ物のお皿になったり。この家のはとてもキレイな模様が描かれていた。

太陽の射し陽で、石を挽いて穀物の脱穀を行う。

今風に言えば「裁判所」 (↓)。

外国人観光客慣れした村の子供たち。何かと物をくれとおねだり…

ブルキナに来るのは3度目にも関わらず、まだ一度も動物を見たことがない。

というのも、最初の2度はいつも雨季に来ていたために、雨で道が悪い(公園までの道が陥没)、そして緑が多すぎて野生動物が確認できない(そのせいで閉園)など…

動物がより多く見れるのは朝早く。

朝6時起きで公園内へ出発。サファリにいる気分♪

最初に出迎えてくれたのは「ゾウ」さんたち。

それから「シカ」 じゃなかくて「アンテロープ」(牛科)

「サル」(オラウータンかな?)

「トリ」(キレイな色の小鳥たちは町中でも結構います笑)

また「ゾウ」

私たちの真横を通って、水浴び場所へ行くゾウたち。

これ、岩じゃないですよ。「ゾウ」です。

朝の水浴び。

アフリカの大自然と文化に触れられたリラックスした1泊旅行でした☆

(おまけ)

公園内の宿泊施設。内装もとても清潔だった。

Thursday, April 9, 2009

6日

ブルキナで2回目の誕生日。

とうとう1世紀の1/4まできました。

今年は本当に、本当に多くの人に祝っていただき、これほど周りの人の存在に感謝したことはありません。

その一部を紹介。

まずは、同期。

活動中間報告が3月末にあり、その後12人全員で首都から南に3時間程、ガーナ国境近くのNazinga国立公園へ野生動物を見に、1泊旅行に行ってきました。

その晩にちょっと早目の誕生日会を開いてくれました。

ブルキナと同期12人を模ったクッキー

同期からのプレゼント笑

Bobo(同任地)と周辺任地隊員も、新隊員歓迎と合わせてお祝いしてくれました。

ブルキナでは、誕生日を迎える人が周りの人を家に招待するのが主流。そこで職場の同僚や一緒に働いているプロジェクトの人を日本食でもてなすことに。

本当はもっとブルキナベの同僚招待していたのだけれど、色々事情がそれぞれあったらしく思っていたほど来てもらえなかった…

メニュー:
海草サラダ、松前漬(乾燥したのを先輩隊員からいただいていた)、カレーライス、お好み焼き、ブタの甘煮

どれも好評☆

こっちでのお母さん、お父さんとも言える4人と。(職場上司とプロジェクト顧問夫婦)

よく週末など遊ぶ友人たち。

ボボで鶏のから揚げが食べられるレストランにて。

手作りケーキをわざわざ持ってきてくれました!

本当に自分は幸せ者だと感じた誕生日のあたり数日間でした。友人の大切さを改めて確認しました。

今ここにいて、このように感じられるのは、私をこの世に産み落としてくれた両親のおかげ。20日も出産予定日から遅れ、分娩に3日もかかったけれど…

ありがとう。

ブルキナで祝ってくれた友人、祝いの電話やメールをくれた日本や海外の友人、本当にありがとう。

そして、これからも、こんな私ですが、よろしく。

今年は、大人の女を目指すぞぉ~!!!



おまけ:

ある友人からのプレゼント:
この世に1つしかないパイナップル、オレンジ&マンゴーの手作りジャム

なぜって、こんな珍しいラベルのジャム見たことないでしょ?!