Tuesday, April 24, 2012

アジスでの生活

4月14日、ついに東アフリカに足を踏み入れました。

滞在国はエチオピア

約3ヶ月エチオピアのユニセフ現地事務所でインターンとして働きます。

協力隊時代と違って、今回は首都のオフィスでの仕事が中心。村あるいは活動の現場が好きな私は耐えられるのか?!

なんて、思ったりしていましたが、最近は、(当たり前のことですが)現場(村)はその文化、現地語を熟知している当事国の人たちが適している、とも思うようになってきました。

逆にユニセフの一員として、国策の作成に関われるというのは、大きなチャレンジであり、光栄に思います。

まだ勤務を始めて2週間目。でもこの3ヶ月でやり遂げることが、結構もうはっきりしています。(ちょっとびっくり。)

具体的な仕事の内容は、正確に決まってからまた書く事にして・・・。

仕事の他に、プライベートも最初からフル回転です。

まず、到着翌日の日曜日に、エチオピアのイースター(復活祭)がちょうどその日だったことから、大家さんの友人のエチオピア人が、実家に招待してくれました。

そしてエチオピアの主食、インジェラを堪能。
香辛料がとっても効いていて辛かった!

キリスト教徒の多いエチオピアで、イースターという宗教的にはとても重要なお祭りだったことから、各家庭で、特別なパンと地元のアルコールも作るそうで、それもごちそうになりました。
  
そして、この土曜日に、最初に3ヶ月居候させてもらう予定だった家から新しい家に引っ越し。

わがままかもしれませんが、毎日一人分を料理するが嫌で大量調理、数日消費の私は、冷蔵庫なしで3ヶ月過ごすのは、厳しいと思い、幸運にも家賃がもっと安く、冷蔵庫もある他の家に引っ越す事に。

これから3ヶ月、風力発電開発の会社で働くドイツ人2人と暮らします。

アジスアベバの市全体の地理もまだままならないため、公共交通機関(バス、ワゴンを使ったミニバス、タクシー:料金の安い順)を使うのはとても不安。

でも、アジスは広いので、端から端までは歩けない。

自分がどの地区に行きたいのかも言えない。

その上、皆が英語を話す訳ではなく(ブルキナのように民族毎に言語があり、公用語はアムハラ語)、外国人で地理感がないとばれるとぼったくられる可能性大。

そんな中、先週一度、どうしても一人で移動しないといけないはめに・・・。

この場所から、私の行きたい方角のミニバスがあるから、と言われて降ろされたものの、その方面のバスは30分、40分経っても来ない(他の方角のは毎分のように来るのに・・・)

タクシーは高いし、交渉しなきゃいけないし、女一人でタクシーに乗って知らない所に連れて行かれたら、大変!

どうしようと不安になっていたところ、話しかけた男性二人組が幸運にも同じ方角へ行くミニバスを待っていた!結局、3人で3つのバスを乗り継いで、1時間後に帰宅!

自分の家の場所もまだ定かではなかったので、本当に助かった!

誰にでも着いて行くのは、危険ですが、エチオピア人の親切さを感じた一時でした。

そして日曜日には、同じユニセフ水・衛生チームでインターンをしている、これまたとっても親切なエチオピア人の女性が、彼女の結婚式に招待してくれました。

まだ知り合ってから1週間も経ってないのに・・・。その上、単なる招待客ではなく、新郎新婦が通る道に花びらを撒いていく「フラワーガール」という役割まで与えられてしまいました。

普通はフラワーガールは10歳前後のかわいい女の子がする役割なのですが、まぁそこは悪しからず。
おかげで現代のエチオピアにおける、キリスト教式の結婚式の一日を体験する事ができました。
朝から髪のセットや化粧をした後、新婦は家で写真撮影。

そして午後に新郎が新婦宅に到着。

新婦の友人たちは、新郎とその友人たちが家に入ってくるのを歌を歌いながら拒みます。
でも新郎とその友人たちはまた歌で返し、次第に家に入ってきます。

そして新郎が新婦に花束を渡し、結婚式の準備完了。
そこでまた写真撮影。
最近のエチオピアでは、プロのカメラマンを雇って、この行程と式全てを撮影します。

そして、町の中をベンツで廻りながら、結婚式でおそらく全てのカップルが止まるであろうヒルトンホテル前の坂道で、シャンパンと歌とダンスでまたお祝い。
そして夜6時過ぎ、夕食の結婚披露宴。

彼女の結婚式には約120名の招待客で、エチオピアでは少ない方。多い時は500-700名も呼ぶそうです。

ここでもやっぱりお祝いにはインジェラ。
結婚式という事でいろんなソースがありました。
生肉もその場で吊るした牛から振る舞われます。でも私はお腹を気にして遠慮。

食事の後は、ダンス。
ブルキナなどの西アフリカが腰を動かすダンスであるのに対して、エチオピアは肩を自由自在あるいはとっても早く動かして踊るのが伝統。
私はまったく着いていけず笑

写真で見るとあまりわかりませんが、こうして腰当りに手を当て、肩で皆踊っているのです。
両家から新郎新婦にウイスキーが贈呈され、皆で乾杯。 (風習なのかは不明)
そしてケーキカットをして、またダンス。

結局11時過ぎまで続きました。

美男美女の新郎新婦、とても幸せそうで、自分たちの結婚式なのに、私のような外国人にも相当気を遣ってくれて、本当に光栄でした。
いつまでもお幸せに☆

Saturday, April 7, 2012

イースター(復活祭)

あっという間に3月が過ぎてしまいました。

特別忙しくしていた訳でもなかったのですが、とうとう月1回のブログすら怠ってしまいました。
反省・・・。

とはいいつつも、なんと、今日のブログの書き込みが、記念すべき100回目のブログ!

ここまで続けてこられたのも、人生が平凡ではなく、日々、皆と共有した出来事があるから。

そして、いつも読んでるよ、と言ってくれる「あなた」がいるから!

これからも頑張って書き続けます。末永く、よろしくお願いします!
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4月は春の訪れ。

日本では、会社も学校も新しい年度が始まり、皆気持ちを新たに、頑張っているようです。

私も少し動き出せそうです。

相変わらず仕事は見つかる気配もありませんが、せっかくチャンスをいただいたので、今月中旬から3ヶ月間エチオピアのユニセフ事務所で研修させてもらうことになりました。

内容は・・・実は私もまだよく知りません。首都のアジスアベバに着いてからのお楽しみ、ということにしておきましょう・・・。

その準備をしている間、4月初め、大学時代からの親友が新しく増えた家族と一緒にブライトンに遊びに来てくれました。 

こちらから、何度も遊びに行こうと計画するも、おじゃんになっていたので、本当に楽しみにしていました。

滞在期間、イギリスでは本当に珍しいくらい、毎日晴天!
私たちにとっても約半年振り2回目のセブンシスタ−ズで、
手作りアフタヌーンティーのピクニックも体験してもらい、
海辺で遊んで、
桟橋の上にある遊園地で子供に還り、
友達と入った子供だましのローラーコースターお化け屋敷は、機械の故障で途中ストップ。

5分くらい立ち往生し、その後非常口から退避・・・。

なんてこともありましたが、

春の最高のブライトンの印象を持って帰ってもらえました♪ 

キリスト教の多い国では、4月6日(金)からキリストの復活を祝うイースター(復活祭)で9日(月)まで長い週末です。

お決まりの卵形チョコレートは、もう結構前に食べちゃった笑

そのかわり、私の誕生日がこの週末の始まりだったので

春休み中のベンが手料理でお祝いしてくれました。
春の訪れと共に、また一つ年齢を重ね、この一年はちゃんと一歩前に踏み出せるよう今まで以上の努力をしようと思います。