Tuesday, August 31, 2010

バイク旅行

8月お盆明け、ベンとツーリング旅行に行きました。

初めてのツーリング。それも山道…。

不安だったけど、日本の自然の素晴らしさに圧倒されて、そんなの忘れちゃいました!

まずは京都天橋立

海岸にたどり着く前に3つに分かれて船を通す橋を渡る。


その真ん中にこのおじさんはいつもこうして立っている。

こんなに綺麗な海岸を日本で見るのは沖縄以来。


外は暑いけど、水温は結構低くて足をつけるのが気持ちよかった。

海岸の真横は松林があり、日陰で散歩には最適。

知恵の輪灯篭。3回くぐると知恵が得られるとか。

でも高くて無理!

その日はそこから沿岸を北上して、結局お手軽ホテルが見つからず福井県敦賀まで到達。

2日目は、京都でできなかった海水浴を福井で実行!(バイクに積んだバッグから取り出すのが面倒だったから)

その後越前のベンの友人の僧侶のお宅へ。

彼とも一緒にもう一回海へ。


日没はいつ見ても素晴らしい!

そしてお寺の夜は涼しいというか寒かった!

翌朝、友人は仕事で6時出発。

私たちは彼を見送り、お母さんと朝の鐘尽きを体験。

そしてお礼を言っていざ、岐阜県下呂温泉へ。

下呂には私と一緒にブルキナに行った同期の実家が。

朝7時に出発して、眠い目をこすりながらかかったこと約6時間。(もちろん多数休憩有)

山岳地帯にある自然豊かな温泉町。

疲れた体に温泉と下呂名産「鶏(けい)ちゃん」は最高!

町の横を流れるきれいな川で取れる天然鮎もいただきました。

4日目は、世界遺産白川郷へ。


この地域独特の家屋の作り。


大きいのは4階まであり、昔の生活様式を残していた。

5日目はベンの念願の長野県へ。

時間の関係で薦められた北アルプスの上高地のみへ行く事に。

山のふもとにバスで着くとすぐ絶景が!!!


さすが、日本アルプス。水が本当に透き通っていてきれいだった。

私には水遊びするには冷たすぎたけれど。


トレッキング用品を持ってない私たちは山頂には行けなかったけれど、遊歩道で鴨や野生のサルたちに出会い、穏やかな時間を過ごせた。


その日はそこから一気に名古屋まで下降。

名古屋で下呂の友人の新婚新居に、初日に泊めてもらうというずうずうしいことまでしつつも、手羽先を食べ、旅の疲れを癒しました。


そしてとうとう6日目。

大阪に4年住んでいたにも関わらず行った事の無かった琵琶湖を通って大阪へ帰宅。

見た事もなかったのに、琵琶湖で泳いじゃった!

今回行った海岸沿いほど綺麗ではなかったけれど、しょっぱくない水で泳ぐのは、やっぱり好き。湖なのにある程度波もあって、楽しかった。

最後の最後、大阪に戻る途中、京都の宇治の山道で雷雨に遭い、びしょ濡れ。

道中、最初で最後の雨の中での走行、怖かったけど、交通量が少なかったし、安全運転してくれたので大丈夫だった。

これほどまでに、自然を満喫した旅は初めて。

日本の自然の素晴らしさを再発見し、日本人である事を本当に幸せだと思った。

これからもこの自然がずっと保たれていきますように・・・。

Sunday, August 15, 2010

最近の子供

8月初めからお盆前まで、JICA九州に誘われて、学童保育で小学生を対象にした「世界を知ろう、体験しよう」的イベントに参加した。

私が行ったのは地元北九州市にある学童保育5カ所(今は児童クラブとも言うらしい)。


毎日9時半から2時間、まず世界ってどんな形?


てな訳で日本を中心に大陸の形をしたカードを並べて世界地図を作ってみる。

世界の様々な国の衣食住を写真で紹介。


それがどこなのか。

何をしているのか。

日本と、あるいは自分と比べてどう違うか。


そんなことを基本的にクイズ形式で和気あいあいに話していく。

どこのクラブの 子供たちも、予想していた以上に素直に驚きを表現してくれ、

 また中には物知りな子や、

とても難しいこと(戦争について)話ができる子もいて。

とても関心しました。

普段接することがあまりない年齢の子供たちと交流できて、

私も学ぶことが多かった。

とても楽しかった。

毎回後半1時間は、外国の遊び体験。

クラブによって真ん中にあるバトン(骨にみたてたもの)を2グループが取り合うバヌアツの「犬と猫」ゲームか、

厚いプラスチックのテープとビール瓶の蓋を使って羽を作り、蹴ったり手で跳ねたりして遊ぶフィリピンの「シパ」を実施。


どちらも違う良さがあり、それぞれ子供たちは楽しんでいた。


自分が6−10歳の時なんて、自分の家と学校、習い事の場所以外の事には、ほとんど興味も知識もなかった。

これくらいの年齢の時に、このような刺激がもらえる機会があるのは、とても大事な事だと思う。

最近は、テレビのバラエティー番組で結構色んな国の生活や文化が紹介されているので、より気軽に身近に世界を感じることができるようだ。

最近の若者は、「内向き」傾向であるらしいが、私が出会った150人強の子供たちには、是非外を向いて、それから中もじっくり客観的な目で見れる大人に育っていって欲しいなあ。