Tuesday, September 30, 2008

訪問

9月10-16日まで友達がボボに遊びに来ました。

私の友達はカナダから帰国してすぐ知り合ったとても気の合うフランス人。二人で話し出すと話題が尽きることがない。そんな彼女のブルキナへの旅行の計画を聞いた彼女の友人2人も初のアフリカ旅行を決心することに…。

初対面だったけど、とても気さくで、どんな事に対してもオープンな2人でした。

1週間やったこと…

・ 食べる

スンバラ(ネレという木の種)で煮たとり

リソース(カレーのように野菜&肉を煮たソースをご飯にかけたもの)

レストラン版

日常版(鍋持参で屋台で買い、1つの鍋から皆で手で食す)

とうもろこしのトー(私の同僚作)

Florenceは北部で食べたミレットのトーが好きになれなかったけど、とうもろこしのトーはとてもおいしいと言って食べてた(よかった☆)

・ 作る

市場でお気に入りの布を購入

行き着け仕立て屋さんでオリジナルの衣装を注文

・ 動く 

町の中ではバイクで

長距離はバスで

マリ国境近くの村に2泊する予定でそのバスの出発待ち。

結局3時間半待ったけど出発するのに十分な人数が集らず、出発キャンセル…。チケット代全額返金してもらうのに苦労したけど、とりあえず解決。

・ 見る

ボボからバイクで30分のところにあるGuinguette(森)を散策

YANTAの作業場も見学

ボボより更に南部にある観光地域バンフォラに遠足。

広大なサトウキビ畑が広がる

製糖工場見学

Dôme(円頂丘)とCascades(滝)(私は体調不良で、バンフォラ同期の家で療養してました)

1週間はあっという間だったけど、すごく充実していました。


Laure, Segolène, Florence、日本食やフランスのお菓子をたくさん持ってきてくれて、日常とはまた違う時間を味合わせてくれてありがとう!

Friday, September 5, 2008

環境について考えよう、実行しよう

ゴミ問題解決を妨げる最大の敵:プラスチックの買い物袋

環境問題を考える上で今日本でもとっても大事な3R(Refuse-Reuse-Recycle)。

ブルキナではまだまだ。日本でも最近やっと採用されてきたくらいですよね。

それでも意識の高い人たちはどこの国にもいるものです。

もうおなじみUnion YANTA。

このグループに所属する女性・少女たちは、以前は指定森林内で違法で木を切り、それをそのままあるいは炭にして売って収入を得ていました。その収入も多くはなく、その上、木を切った分新しく植えるようなことをしなかったためどんどん森林が破壊されていっていました。

そこで木や炭販売以外で彼女たちの収入を得る手段を、ということでカシューナッツの加工や石鹸&カリテバター作りなどが導入されました。

その1つとして、メンバーである少女たちは、裁縫・服飾を学び、今では服を縫うのはもちろん、YANTAの活動の一部として、エコバッグを作って販売しています。

とってもかわいいでしょ?

「環境に優しい袋を使って、自然を守ろう!」のメッセージ付き

それでもやっぱりプラスチックの袋を全く使わないのは難しい。

だったらその使い終わった袋を違うことに利用すればいい!

ということで、GAFREHという女性グループは道端に捨てられた、あるいは各家庭から回収したゴミの中からプラスチックの袋を回収。洗って、裁断して…。

こんなものに生まれ変わりました!

鉤編みで作った小銭入れ

同じく小物入れ

人形までも!

綿糸で普通に布を編むように、プラスチックも編んじゃいます。

その結果…

カバン

ミニポーチ

パッと見はあの黒いプラスチックの袋が原料だなんて、わかりません。

日本でも十分通用するような質、デザイン。

ただ問題は値段…

現地の人には手が出ない。私たちでも結構高いと思ってしまう。そのため、ターゲットは外国人観光客。

町をきれいにするために、より多くの人に彼女たちがやっている「素晴らしい」ことを知ってもらい、彼女たちの収入向上にもなるように、私は販路開拓や、新商品の開発、質の向上の面でこの団体と協力していこうと思っています。

日本での販売に興味あるい方はご連絡下さい笑

団体のホームページ(フランス語ですが、写真とかなら見て分かるかと思います)
http://www.gafreh.ouvaton.org/