Saturday, September 26, 2009

婚約

あの、ガレットのお姉ちゃんが、

断食翌週に「公式な」婚約式をしました。

もう2歳の子供もいるし、彼女の「婚約者」のことを皆「夫」と呼んでたから、てっきり既婚だと思ってた。

でもイスラム教の伝統儀式的にはまだだったみたい。

お父さんも私に説明する時に困ってた。

「彼女が婚約するんだ。いや、もうしてるんだけど…。でも…うんんん…」

まぁ細かいことはいいや。

モスクでの儀式には男性だけ行くらしく、

私はその木曜日仕事の後、お家を訪れ。

食べて、踊って。

以前に出た結婚式より、すごく普段の週末みたいな感じで、伝統的な行事もなく、

ただただ家族や知り合いがお祝いに家に来るといった感じ。

でも、おめかしした彼女はきれいだった。

顔ちっちゃい・・・

彼女の妹たち(5人中の2人。計6人姉妹)

末っ子もおめかし。(足元ポイント)

私のブルキナ両親(彼女の両親)

Friday, September 18, 2009

ついに...

自分には、絶対、一生できないだろうと思っていた断食…。

やりました!

先週の日曜日。

どこにも遊びに行ったり、友達と食事に行く予定がなかったので、ちょうどいい機会だと思い…。

でも、

先に言ってしまいますが、完璧にはやってません。

なぜって?

起きたら7時だったから…。

本当なら4時45分に起きて、

5時からは飲食禁止。

はい、

なので、本当に丸1日はやってません。

でも、それから急いで(普通の量の)朝ごはん食べて、開始!

朝、洗濯し、ちょっと勉強し、

10時頃、お隣さん家へ挨拶へ。(もちろん、断食してると宣言しに笑)

宣言すると、家族皆、笑って喜んでくれた。

一緒に断食終了(いただきます)しようねって約束。

あのおいしいガレットの下準備をしていたので、見学。

昼前に家に戻って、パソコンをカチカチ。

今日は天気がいい=気温が高い。

段々のどの渇きが気になり始める…。

お腹も物を言い始めた…。

でもここで辞める訳には…!

本を読んだり、映画見たりして時間潰し。

幸運にも4時頃から雲行きが怪しくなり、大雨に。

涼しくなる。

5時半。後1時間。

なんだか、もう何も感じなくなってきた。

意識がなくなってきた訳ではなく、空腹も喉の渇きも気にならなくなったということ。

そして、6時半直前。

お隣さんたちは、皆体を洗い、お祈り前に身を清める。

そして、娘1人と一緒にお姉ちゃんのいる道路沿いにガレットを買いに行く。

彼女はまずお祈りし(私はただ待っていた)、ついにその時…!

でも実際、そこまで、食べられる、飲めることへの感動はなかった…。ピークを過ぎるとなんとかなるものみたい。

それでも、水を飲み、次に生姜ジュースをもらい、ミレットの粉をお湯で溶かした粥みたいな飲み物を飲み、ガレットを食べ…。

もうすでにお腹一杯…。

皆でテレビを見、7時半。

「お祈りするよ!」

え?!私も!?

「もちろんするでしょ?」的に言われ、拒否もできず、家族皆と一緒にお祈りすることに。

頭と顔全体に布を被り、ヤギの毛と皮でできた敷物の上に立って…。

もう後は、周りの見よう見まね。

立って、座って、頭を地面につけてお祈りして、また立って。

その繰り返し。

途中からお祈りをリードしてやっているお父さんの言い方の違いで次の動作が分かるようになった。

20分くらいで終了。

そして皆で同じお皿からご飯(この日はお米にソースをかけた「リ・ソース」)を食べ、

今日も1日終了。

私は、ガレットを食べた時点でお腹が膨れていたので、あまり米は食べず帰路に着く。

貴重な体験をした1日でした。

Friday, September 11, 2009

1ヶ月限定スウィーツ

今年もこの季節がやってきました :

1ヶ月の断食...

私の隣人の家族は信仰の深いイスラム教徒です。

幼い子供たちを除いて、家族全員が断食を行っています。

お母さんと娘たちは4時45分に起床。

日の出前の食事の支度を始めます。

5時に最初のお祈り。

ご飯を食べる。

それから日没まで、何も食べず、水すら飲まず、いつものように仕事をします。

週末家を訪ねると、食事の準備をしている娘たちが私に夕食のソースの味見をして、美味しいか、何か(普通、塩)が足りないか言ってとお願いされます。味見すらできないのです。(私好みの味でいいのかと不安にもなります。)

ただ、この家族の断食1ヶ月間の特別な仕事は、家の横の道端で、ガレットと呼ばれるパンケーキのようなものを売ることです。

多くのイスラム教徒は1日の断食をこのガレットを食べることで終えるのです。

このパンケーキは普通、ミレットの粉と、水と砂糖でできています。

でも、この家族のガレットはちょっと違う。

Boboの町で一番美味しい!

なぜかって?

バナナが入っていてほんのり甘く、とってもふんわりしているから☆

私のような常連さんが多数います。(ほとんど毎日買っていくそう)

これが、そのガレットを作るプレート(たこ焼き機の大きい版みたいな)

この家族の長女が売っています。

1つ10フラン (約2円, 0.01 euro, 2.5 cents)

みんな大体50から200フラン分くらい買っていきます。

彼女は私には、いつも値段以上の量をくれます :D

とっても嬉しいけど、気をつけないと...

なんたって、使っている油と砂糖の量が半端じゃないから...(だからおいしんだけど笑)

わかっていても、やめられない!

夕方5時、6時頃になると、私のお腹が物を申し始める。

その時間帯になると、1つの道で10m毎くらいに、女性たちがガレットを売っているのを見ます。

私は、誘惑に負けず、家にたどり着くまで待ちます。

だってお隣さんのガレットがいいんだもん!

この家族は私にいつ、彼らと一緒に断食するのかと聞いてきます。

「ん…来週末かなぁ…」

なんて、返事しますが、正直、私には一生こんなこと、できないと思います。

だって食欲旺盛なのだけが私のとりえだもん!!! 笑