Sunday, November 16, 2008

コンポストの経過

コンポスト講習会から2週間以上経ちました。

1週間後第2回目のミーティングを開き、コンポストの状況、実施する上での不便な点がないかなど、情報共有を行いました。

私は、女性たちの中には生ゴミや枯葉などと、プラスチック、紙などを「分別」するという行為、毎日袋に入れ、ちゃんと袋を閉めるという行為に面倒くささを感じ、辞めてしまう人が出るだろうと思っていました。

ところが、参加者全員が、毎日のこの作業に苦を感じない、難しくないと答えてくれ、驚いたのと同時に、すごく嬉しく思いました。

そして、その日から、実際にコンポストの状態、保管方法を観察するために、各女性宅の家庭訪問を開始。

ここでちょっと後悔…。

というのも、女性たちは、別々の地区に住んでいるため、ボボ市内を駆け巡ることに…

同地区に住む女性を対象にすればよかった…

なんて思ったりもしましたが、女性たちは片道30-40分歩いて待ち合わせ場所に来てくれ、私を家に連れて行ってくれました。

その上、プラスチックを少し混ぜていたり(1名)、カメムシが繁殖していたり(1名)、雑草が発酵床の量に対して多すぎたり(1名)もしていたけれど、全体的なコンポストの状態の良さにびっくり!

正直私が自宅で実践しているコンポストより上手く発酵しているものも笑

保管場所も屋根のある場所に、わざわざカバーをかけている女性さえ!

この女性たちが対象者で幸運だったなぁと思った瞬間でした。

そのまた1週間後、第2回目の家庭訪問を実施。

1回目ではどの家庭でもゴミの量もまだ多くなく、発酵床が乾燥気味だったので、時々多少の水を足すことをアドバイス。

その甲斐があったのか、生ゴミが増えて自然に水分が増えたのか、全ての女性のコンポストが状態改善!コンポスト(発酵床)がとても熱くなっており、微生物が活発に分解しているのが確認できました。

分解が早く進むように、袋に入れる前に細かく切って入れる工夫をする女性も。

またある女性は、道端に捨てられた生ごみを見て、

「私だったらこれを拾ってコンポストに入れる」、

「近所の人にも紹介したい」

と言うコメントをくれたり、

次の、新しくコンポストを始めるために自分で発酵床の原料を準備し始めてた女性もいたり、

女性のご主人から、

「以前は全てのゴミを家の前の道に捨てていたが、今はゴミの大半をコンポストに使うことができる」

と家族からもコンポストに対する好印象をいただいたり。

正直、最初はどこまで実現できるのか、女性たちが興味を持ってくれるのか(彼女たちから教えてほしいと要請があった訳ではなく、私がやりたくて勝手に実施を決定したため)、本当に不安でした。

でもこれで少し自信が持てました。

ただこのコンポストの効果はまだ不明。

そこで彼女たちに家庭菜園を実施してもらい、効果まで確認し、今後のコンポスト普及に役立てたいと思っています。

今回対象にならなかったYANTAの他メンバーから、自分にも教えてほしいとも言われたので、第2回コンポスト講習会もそう遠くないかも・・・!?

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