環境問題を考える上で今日本でもとっても大事な3R(Refuse-Reuse-Recycle)。
ブルキナではまだまだ。日本でも最近やっと採用されてきたくらいですよね。
それでも意識の高い人たちはどこの国にもいるものです。
もうおなじみUnion YANTA。
このグループに所属する女性・少女たちは、以前は指定森林内で違法で木を切り、それをそのままあるいは炭にして売って収入を得ていました。その収入も多くはなく、その上、木を切った分新しく植えるようなことをしなかったためどんどん森林が破壊されていっていました。
そこで木や炭販売以外で彼女たちの収入を得る手段を、ということでカシューナッツの加工や石鹸&カリテバター作りなどが導入されました。
その1つとして、メンバーである少女たちは、裁縫・服飾を学び、今では服を縫うのはもちろん、YANTAの活動の一部として、エコバッグを作って販売しています。
とってもかわいいでしょ?
「環境に優しい袋を使って、自然を守ろう!」のメッセージ付きそれでもやっぱりプラスチックの袋を全く使わないのは難しい。
だったらその使い終わった袋を違うことに利用すればいい!
ということで、GAFREHという女性グループは道端に捨てられた、あるいは各家庭から回収したゴミの中からプラスチックの袋を回収。洗って、裁断して…。

こんなものに生まれ変わりました!
鉤編みで作った小銭入れ
同じく小物入れ
人形までも!
綿糸で普通に布を編むように、プラスチックも編んじゃいます。

カバン

ミニポーチ
パッと見はあの黒いプラスチックの袋が原料だなんて、わかりません。
日本でも十分通用するような質、デザイン。
ただ問題は値段…
現地の人には手が出ない。私たちでも結構高いと思ってしまう。そのため、ターゲットは外国人観光客。
町をきれいにするために、より多くの人に彼女たちがやっている「素晴らしい」ことを知ってもらい、彼女たちの収入向上にもなるように、私は販路開拓や、新商品の開発、質の向上の面でこの団体と協力していこうと思っています。
日本での販売に興味あるい方はご連絡下さい笑
団体のホームページ(フランス語ですが、写真とかなら見て分かるかと思います)
http://www.gafreh.ouvaton.org/
おお!
ReplyDelete織機で編んでしまえるんだね。
この肩掛けカバンは大作ですね。
黒が多いのはゴミ袋の色だからなんだね。。
コンポストプロジェクトはその後順調ですか?
☆
今講習会の準備中です。
ReplyDelete11月前には実施できるといいなと思っていますが、なんせ、こんなことを開催するのは初めての経験なので、どこまで、何を準備すればいいのか、さっぱり…。
まぁこれも経験ですな笑