私の住んでいるBobo-Dioulassoには、聖なる魚(なまず)がいます。
町のシンボルマークにも使われています。
この魚が、町を守っていると言われ、絶対に殺してはいけないとされています。
そんな神聖な生き物を一目見てみたい…。
彼は何でも食べるらしい…。
彼が住んでいる川の上流は、様々なお祈りやお願いをするための犠牲を行う場所となっている…。
いろんな想像を膨らませながら、生きた鶏を一匹、現地ビールである「ドロ」を1ℓ買い、いざ出発。
でこぼこ道を行けるとこまでバイクで。
そこからは徒歩。
晴天で景色は最高!
1時間ほど歩いて着いた場所は、薄暗く、生臭い…。
今まで犠牲に使われた動物の皮がつるされている…。
犠牲を行ってくれる男性にドロを渡し、鶏を持っていざ儀式。
お願い事をすると必ず叶うという…。
聖なる犠牲の場所は撮影禁止なので、残念ながら写真はありません。
私がお願い事をした後、その男性は鶏の首を切り、その血を聖なる場所に注ぐ。
その後解放された鶏は、痛みにあえぎ、地を這い回る。
最後に仰向けに息絶える。
仰向けは願いが実現するしるしだとか…。
その後その鶏を解体し、腸を取り出し、いざ、川の主へのお礼を込めたご挨拶。
言葉では表現できない音で、私たちのガイドは主を呼び出し、
腸を水面に近づけると、何やらひげのようなものが水面から現れ…。
前日の雨で水が濁っており、主の全長を確認することはできませんでしたが、かなり大きかったように思われる…。
貴重な体験でした…。
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