(だから、経済発展がなかなか進まないという意見も...でもそのおかげで、今でも、のんびりした田舎な感じで、人々も穏やかで、大きな争いや戦争がないとも言える...)
実際、2009年UNDP(世界開発計画)発表の人間開発報告書(Human Development Report : HDR)で示された人間開発指数(Human Development Index : HDI)では、182カ国中177位(ちなみに去年は178カ国中177位)。
※ただし、この数値の測り方に疑問を唱える人もあり。
でも、最近ブルキナ国内で話題になってきているものが...。
地下資源。
それも、あの、オリンピックで1位になったらもらえるもの。
そう、「金」。
ブルキナ南西部地域で最近よく見つかるとか。
で、一目見てみたいと思い、
行っちゃいました。(友人が行くっていうから便乗しただけですが)
Boboから約2時間くらい、途中から半分は、ガタガタ道。4WDの車の中で、どれだけ頭を天井に打ったことか...。
やっと着いたところは、平原に掘っ立て小屋というか、使用済みのとうもろこしやセメントの袋、鉄板などで囲った家と言うか箱の数々。
それから知人とその金鉱のオーナーと一緒にいざ採掘場所へ。
「遠いよ~。疲れるよ~」
と言われてはいたものの...。
本当に遠かった。
それも金鉱は丘の上。
炎天下。
雨季の終わり切れていない、じめじめした暑さと直射日光。
1時間くらいは歩いたか...(実際にはもしかしたら30分くらいだったかもしれないけど、気持ち的には1時間以上)
やっとの思いで、全身汗びっしょりでついた所には、若い砂まみれになった男たちが20名くらい。
重たそうな袋を担いで運んだり、
穴の中に入っていったり、
ちょうど昼時で、豆を炊いていたり。
なぜか、怖いイメージを持っていたが、
みんな優しかった。
友人は実際に金鉱の1つの穴に入ってみたり。
写真にも気軽にOK。
ここは、小規模採掘なので、ダイナマイトではなく、手で掘っているらしい。
金のかけらが入っていそうな石の塊を地層から取り出し、
より細かく割って探していく。
それからさらに小さく砕き、
水で洗って金の原型を探し出す。
ありましたよ、金。
小さな粒。
でもそのとき写真撮るの忘れてた...。
ここで取れた金はどこに行くのだろう。
昔あったBlood Diamondの映画を思い出す。
彼らは店で売られる金のどれだけの収入を得ているのだろう。
一攫千金。
楽じゃない。
Boboに住む友人のスイス人映画監督(Berni Goldblat)が、このようなブルキナの金鉱での人々の暮らしに焦点を当てたドキュメンタリーを作成しました。(すごくいい)
Ceux de la colline / The hillside crowd
フランス語&英語だけど、もしどこかで見れる機会があれば、ぜひおススメ!
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数々の映画祭で賞を受賞しています。
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