学校はもう今週で終わり。
最後の週に彼らがどれくらい私の授業を理解してくれていたか小テストをし、そのテストの最後に私の授業の仕方、内容を評価してもらいました。
初めての「環境教育」の授業は大半の生徒にとって、いつもの授業とは違い、楽しかったよう。
中には、森林官の出張講義や、私の授業を通して、将来、環境を守る仕事に就きたいという生徒も。
また自分が学んだことを、自分の年下の兄弟姉妹に教える、
ごみをポイ捨てする友人に注意をする勇気をもてるようになった、
なんて、嬉しい意見もあり。
この4ヶ月の環境教育がただのお遊び、あるいは「見知らぬ外国人(白人)が来て、何か話してる」で終わらなかった、やってよかったと思いました。
ただし、厳しいコメントも。
他の生徒たちがおしゃべりしていて、私の言っていることが何も聞き取れなかった。
私のフランス語の発音、話し方に聞きなれず、理解できなかった。
グループワークが嫌だった。など…
この4ヶ月、私も多くのことを学びました。
先生の経験が全くない私にとって、とてもいい経験でした。
毎回の授業で、静かにしない生徒たちに、必ず1回は、怒っていた私。
今回指導する立場に初めて立って、自分が小さい頃、先生に迷惑をかけたこと、不親切な態度を取っていた自分を今更ながら、反省してます。
やはり自分は教師には向いていないかな、とも思いました笑。
来年度この学校で続けるかはわかりません。
というのは、私1人で授業をしても、今後(2010年以降)の「継続性」が確保できないし、何より、80-90人のクラスをコントロールできません。
また私の配属先の1つ上の地方局がボボ市内の学校で来年度環境教育を始めるようなので、1人プレーではなく、チームの一員として、特にこの4ヶ月の自分の経験を他の環境局職員のスキルアップに少しでも貢献できたらと思っています。
「エコ市民」の条件を発表する子供たち
とにかく、この4ヶ月の授業が、少なくとも子供たちの心に残り、実際に学んだことを行動に移してくれたらと願います。
願わくば、彼らの家族、友人、将来の自分たちの子供たちと知識を共有してくれたら、最高です!
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