おっきなお腹をかかえて、5月に再帰国した時。
20kg超のスーツケースに、15kg超のバックパック、10kg超の段ボール箱を持ってバスに乗ろうとした。
あまりお腹に力入れられないから、1つずつ物を載せていった。
バスの中は込んでいた。
誰一人として私を手伝ってくれなかった。
今週、もうすっかり元気になり、大阪と東京へ遊びにいった。
そして、一昨日、東京で妊婦の友人と電車に乗り込んだ。
若いスーツ姿の男性2人組がおり、一人が開いていた優先席の一つに腰を下ろす。
私たちはその斜め前に立っていた。
3人座れる優先席には、眠っている外国人らしい男性と年配の女性、そして彼が座った。
私は、明らかにすぐ見てわかる私の友達の大きなお腹を見て、すぐに誰か、特にその若いの(っと行っても20代後半か30代前半)が譲ってくれると思っていた。
その男は自分の前に立っているもう一人のサラリーマンと笑いながら会話をし、こちらは無視。
私は彼らの人格を疑った。
明らかに座った彼のちょうど目線に彼女のお腹があるのに...
だから、わざとらしくその状況に関して彼女と話をした。
彼女は、女性の多くは快くすぐに気づいて席を譲ってくれるが、男性は気づかないのか、意図的なのか、譲ってくれないことが多い、と。
私は、それをとても恥ずかしいと思った。
彼女は誰にでもわかるように、妊婦さんキーホルダーまで付けているのに。
そして座っていた年配の女性が次の駅で降りる。
立っていたもう一人の男性は、躊躇うことなく空いた優先席に座った。
そして一方は目を閉じ眠っているようなそぶりをし、もう一方は携帯でメールを打っていた。
その後2駅ですぐ降りたのに。
日本人男性、特に若い者は、2駅分も立っていることができないほど、弱っちくなってしまったのか。
それ以上に、席を譲ることを、横で明らかに聞こえるように言われてもしない、彼らの姿勢に本当に腹が立ったし、同じ日本人、若者として恥ずかしかった。
でも、私は彼らを怒鳴りつける、最低でも一言面と向かって言う勇気はなかった。
つまり私も妊婦の友人といながらも、傍観者になってしまった。
その後から今まで、何も言わなかった自分に一番腹が立っているし、後悔している。
幸運にも、今日は、年配の男性と女性が1回ずつ、彼女に席を譲ってくれたとのこと。
よかった。
日本人みんながそういう訳じゃ、まだないみたい。
日本人はよく、「シャイ」だと言われる。
でもこの行動は、「シャイ」でも何でもない。
常識を知らない、親切心がないだけだ。
ブルキナでは、多くの荷物を持っていたら手を貸す、(たまにその後で外国人の場合、お金を要求されることもあるが)優先座席や妊婦キーホルダーがなくったって、老人や女性に席を譲るのは、当たり前のことだ。
このような最低限のお互いの親切心、心配りはなくならないで欲しい。。。
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