1月19日からCollège privé EvangéliqueⅡ(日本の中学と高校が1つになった私立学校)の5年生と6年生(日本の中1と2くらい)のクラス4つ(各学年2つ)で、環境教育をさせてもらっています。
週に1回 [火曜7:00(早い!)~9:00。10:00~11:00。水曜10:00~11:00]
1クラス最低60人。
写真のクラスは88人…。
正直コントロール不可能です。(私がとってもちっちゃく見えます)
1コマ約55分、静かにさせるのにどれだけの時間を割かれているか…。
彼らは本当に元気。
元気すぎる時が多いけれども、「マダム!僕(私)あてて!」と多くの子供たちが積極的に手を挙げてくれます。日本のあてないと答えないクラスの雰囲気とは正反対。
全員の名前をいつになったら覚えられるか…笑
生徒の年齢は、見た感じ11歳くらいから15歳くらいまでと幅広い気がします。
というのは、ブルキナでは小学校から各学年末の試験に合格しなければ「留年」する制度があるからです。
この日の授業のテーマは、「森林伐採と森林保護」
Q1. なぜ森林が減ってきているの?
Q2. 普段どんな木を使った物を使っている?
森林がなくなったら、私たちの生活どうなる?
Q3. じゃあ私たちに何ができる?
こんな質問をなげかけ、時にはグループワークをしてもらい、
毎回異なるテーマで子供たちに自発的に考え行動してもらうことを一番の目的にしています。
グループワーク中
ちょっと具体例:
Q1の答え
‐ 木を伐っても植えないから
‐ 野放しの家畜が木や草を食べつくすから
‐ 草原や森に火をつけるから(耕作地を得るため、火をつけると土が肥えると信じているため、野生動物を捕獲するため)
Q2の答え
‐ 料理用の薪・炭
‐ 机・椅子・家具・料理器具
‐ ノート・ティッシュ・鉛筆
‐ 家を建てるため
‐ 鳥を獲るための道具(子供たちがよく使う)など…
生徒の出してくれた答えを示すために、黒板に文字で書くのではなく、自作の絵で視覚に訴えます。
Q3の答え
‐ 木を伐り過ぎない
‐ 伐ったら植える・植えた後、保護し世話をする
‐ お母さんに薪を節約できる「改良かまど」を使うことを提案する
‐ ノートや机・椅子を大事に使う
‐ 家畜を管理・監視する、など…
今後のテーマは、公衆衛生(手洗い・トイレの使用法)、ゴミ、エネルギー、水、大気汚染、など。
授業の内容はもちろん、クラスをちゃんとコントロールすること、最大数の生徒たちを授業に参加させることが課題です。
また将来的には、私が1人で空き時間にやるのではなく、この学校の先生たちに自分たちの各授業の中で環境問題を組み込んでいってもらえるような形にしていけたらなぁと、その方法も考え中です。
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ReplyDeleteひさしぶり〜!セネガルのきょうすけです。ブログを見る限り元気にやってるみたいやね。今、ダカールにくまちゃんがきてるよ。海鮮物に飢えてるみたいで毎日海鮮づくしです。明日はソフトボールの西アフリカ大会を一緒に見に行く予定。
ReplyDelete話はかわって活動のことやけど、僕も環境教育をやろうかなって考えてたところなのよ。なので、今回のブログはとても参考になりました。任地にネットないから頻繁にみれんけど、更新まってます。
じゃあ、健康に気をつけてがんばってね〜
きょうちゃん!コメントありがとう☆
ReplyDelete私も海鮮物に飢えてる!!!いいなぁ。
環境教育、なかなか知識だけじゃなく、行動にまで移してもらうのはとっても難しいけど、まぁやらないよりはいいかって言い聞かせてやったるよ!
また時間あったらメールでも、ブログへのコメントでも待ってます☆